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2025年12月、米国下院議員マージョリー・テイラー・グリーン氏が、GENIUS法に中央銀行デジタル通貨(CBDC)の「抜け穴」が存在すると主張し、暗号資産業界に波紋を広げました。この記事では、GENIUS法とCBDC問題の全貌を、法律の専門家の見解を交えながら徹底的に解説します。
この記事で分かること
- GENIUS法の基本構造と米国ステーブルコイン規制の全体像
- グリーン議員が指摘するCBDC抜け穴の具体的内容
- 法律専門家による技術的反論と実際の法的根拠
- 米国における反CBDC運動の政治的背景と歴史
- 日本市場への影響と投資家が取るべき具体的行動
1. GENIUS法とCBDC問題の基本情報
GENIUS法とは何か
GENIUS法(Guiding and Establishing National Innovation for US Stablecoins Act)は、2025年7月に米国下院を通過したステーブルコイン規制法案です。この法案は、米国内でステーブルコインを発行・運用する企業に対する包括的な規制フレームワークを提供します。
この法案の主要な目的は3つあります。第1に、ステーブルコインの発行体に対する資本要件と準備金管理のルールを明確化すること。第2に、消費者保護の観点から透明性の高い情報開示を義務付けること。第3に、米国の金融システムとステーブルコイン市場の健全な統合を促進することです。
CBDCとは何か:中学生でもわかる説明
中央銀行デジタル通貨(CBDC)とは、国の中央銀行が発行・管理するデジタル版の法定通貨を指します。現在使われている紙幣や硬貨のデジタル版と考えればわかりやすいでしょう。
従来の現金との最大の違いは、すべての取引が中央銀行によって記録・追跡される可能性がある点にあります。これにより、政府は国民の金融活動をリアルタイムで監視できる技術的能力を持つことになります。欧州連合では2029年のデジタルユーロ導入に向けた準備が加速しており、中国ではデジタル人民元の実証実験が既に進行中です。
3つの重要な背景知識
背景1:米国の暗号資産規制の歴史的文脈 米国では2021年以降、暗号資産市場の急成長に伴い、規制の必要性が急速に高まりました。2022年のFTX破綻事件では約80億ドルの顧客資産が失われ、明確な規制枠組みの欠如が露呈しました。この事件を契機に、GENIUS法を含む複数の規制法案が立法府で審議されるようになったのです。
背景2:共和党内の反CBDC運動 2022年以降、テッド・クルーズ上院議員を筆頭とする共和党議員らは、CBDCが「政府による金融監視ツール」になり得ると警告してきました。彼らは中国共産党のデジタル人民元政策を引き合いに出し、個人の金融プライバシーが侵害されるリスクを強調しています。この政治的背景が、グリーン議員の主張を理解する上で極めて重要です。
背景3:ステーブルコイン市場の現状 2025年12月時点で、テザー(USDT)とUSDコイン(USDC)を合わせたステーブルコイン市場規模は約1,500億ドルに達しています。これらの民間発行ステーブルコインが、事実上の「デジタルドル」として機能している現実があり、GENIUS法はこの市場に秩序をもたらすことを目指しているのです。
2. グリーン議員の主張と政治的論争の詳細分析
2-1. 主張の3つの核心ポイント
ポイント1:GENIUS法内のCBDC抜け穴の存在主張 グリーン議員は2025年12月9日のツイートで、「私は暗号資産を支持するが、政府があなたのお金を完全にコントロールし、売買能力をオフにする権限を与えることは決して支持しない」と述べました。彼女は7月にGENIUS法に反対票を投じた理由として、法案内にCBDCへの「バックドア」が含まれていることを挙げています。
具体的には、GENIUS法が規制するステーブルコインが、将来的にCBDCと同等の機能を持つ可能性があると主張します。民間企業が発行するステーブルコインであっても、厳格な規制下に置かれることで、事実上政府の管理下にある通貨と変わらなくなるという論理展開です。
ポイント2:議会指導部への不信感の表明 グリーン議員は、マイク・ジョンソン下院議長が「保守派に約束した」にもかかわらず、反CBDC監視国家法を2025年度の国防権限法(NDAA)に含めなかったと批判しました。彼女はツイートで「いつものように、彼は約束を守らなかった」と痛烈に指摘しています。
この発言は単なる政策批判にとどまらず、共和党内部の権力闘争を浮き彫りにするものです。ジョンソン議長は穏健派と保守強硬派の間でバランスを取る必要があり、この板挟み状態が法案の最終形態に影響を与えた可能性が高いと分析されます。
ポイント3:聖書の引用による宗教的論拠の追加 グリーン議員は後に、CBDCを聖書のヨハネの黙示録に登場する「獣の刻印」に例える発言を行いました。この宗教的フレーミングは、米国の福音派キリスト教徒の間で強い共鳴を呼び、単なる経済政策論争を超えた文化戦争の様相を帯びるようになりました。
興味深いことに、グリーン議員自身は2025年にブラックロックのビットコイン現物ETF(IBIT)に6万ドルを投資していることが下院の開示資料で明らかになっています。この事実は、彼女が暗号資産そのものには肯定的である一方、政府管理型のデジタル通貨には強く反対するという立場を示しています。
2-2. 重要な数値データの整理
| 項目 | 数値 | 意味・背景 |
|---|---|---|
| GENIUS法賛成票(共和党) | 200票以上 | 共和党内でも圧倒的多数が法案を支持 |
| GENIUS法反対票(共和党) | 12票 | グリーン議員を含む少数派の反対 |
| グリーン議員のBTC ETF投資額 | 6万ドル | ビットコイン投資信託への個人投資 |
| ステーブルコイン市場規模 | 約1,500億ドル | USDT・USDC合計の時価総額(2025年12月) |
| 反CBDC法案の下院通過時期 | 2025年7月 | 上院での審議は未完了 |
| デジタルユーロ導入予定 | 2029年 | 欧州中央銀行の計画 |
| FTX破綻による損失額 | 約80億ドル | 2022年の暗号資産業界最大の破綻事件 |
3. 法律専門家による技術的反論と法的分析
3-1. GENIUS法の法的構造とCBDC排除条項
ケニーヘルツ・ペリー法律事務所の訴訟・規制専門弁護士であるブレイデン・ペリー氏は、グリーン議員の主張を「法的根拠を持たない」と明確に否定しています。
ペリー氏は「CBDCは連邦準備制度理事会が発行するデジタルドルであり、一方GENIUS法は民間ステーブルコインを規制し、それらを政府貨幣とは明確に区別している」と説明します。実際、GENIUS法の条文には「ステーブルコインは証券ではなく、銀行預金でもなく、中央銀行マネーでもない」という明示的な規定が含まれています。
この条文は、法案起草者が意図的にステーブルコインとCBDCの法的境界線を明確化したことを示しています。連邦準備制度が単独でCBDCを発行する権限を持たないよう、議会が立法によって制限を加えているのです。
3-2. 「機能的類似性」論の法的妥当性
一部の批判者は、規制されたステーブルコインが「機能的にはデジタルドルと同じ働きをする」と主張しますが、ペリー氏はこの論理を「法的には成立しない」と指摘します。
民間企業が発行し、米ドルを担保とするステーブルコインと、連邦準備制度が直接発行・管理するCBDCでは、法的性質が根本的に異なります。前者は民間の商業活動であり、後者は政府の通貨政策の一部です。この区別は、憲法上の権力分立の原則からも重要な意味を持ちます。
3-3. 反CBDC監視国家法の法的意義
2025年7月に下院を通過した反CBDC監視国家法は、連邦準備制度に対し「公衆向けのCBDCまたは実質的に類似する製品」の創設を禁止するものです。この法案は、政府による金融プライバシーの侵害を防ぐという明確な目的を持っています。
法案の条文分析から、3つの重要な保護措置が読み取れます。第1に、連邦準備制度が個人アカウントを直接保有することの禁止。第2に、取引履歴の包括的監視システムの構築禁止。第3に、民間金融機関を通じた間接的なCBDC導入の防止です。
4. 国際比較:各国のCBDC政策とステーブルコイン規制
世界のCBDC・ステーブルコイン規制の比較表
| 比較項目 | 米国(GENIUS法) | 欧州連合(MiCA規制) | 中国 | 日本 |
|---|---|---|---|---|
| ステーブルコイン規制の進捗 | 下院通過、上院審議中 | 2024年施行済み | 事実上禁止 | 検討段階 |
| CBDC開発状況 | 反対派が多数 | 2029年導入予定 | 実用化段階 | 実証実験中 |
| 主な規制機関 | SEC・CFTC・財務省 | 欧州証券市場監督局 | 人民銀行 | 金融庁 |
| 民間企業の参入障壁 | 中程度(資本要件あり) | 高い(厳格な認可制) | 極めて高い | 未確定 |
| プライバシー保護の重視度 | 非常に高い | 高い | 低い | 中程度 |
| 市場規模(ステーブルコイン) | 約1,500億ドル | 約200億ユーロ | ほぼゼロ | 約50億円 |
| 主要プレイヤー | Circle、Tether | 地域銀行連合 | 国有企業のみ | メガバンク |
各国の政策から見える3つの潮流
潮流1:プライバシー重視型アプローチの台頭 米国と欧州では、個人の金融プライバシーを保護しながらデジタル決済の利便性を高める政策が主流になっています。GENIUS法が民間ステーブルコインを容認し、CBDCには慎重姿勢を示すのは、この潮流の典型例と言えるでしょう。
潮流2:中国モデルへの警戒感 中国のデジタル人民元は、政府による完全な取引監視を前提とした設計になっています。この「監視型CBDC」モデルに対する警戒感が、米国の反CBDC運動の原動力となっているのです。2024年の調査では、米国民の68%が「政府が金融取引を監視できるCBDC」に反対していることが明らかになりました。
潮流3:日本の慎重な観察姿勢 日本銀行は「デジタル円」の実証実験を進めながらも、実際の導入には慎重な姿勢を崩していません。日本銀行の黒田前総裁は「現時点で日本にCBDCを導入する差し迫った必要性は認められない」と繰り返し述べており、この慎重姿勢は米国の政治論争を注視した結果と見られます。
5. 日本市場への影響分析:投資家と企業が知るべきこと
5-1. 日本企業への3つの影響シナリオ
シナリオ1:米国市場でのビジネスチャンス拡大 GENIUS法が成立すれば、米国でステーブルコイン事業を展開する法的根拠が明確になります。三菱UFJフィナンシャル・グループやSBIホールディングスなど、既に暗号資産事業に参入している日本企業にとって、米国市場への本格参入の道が開かれる可能性があります。
特に、円建てステーブルコインを米国市場で展開できる可能性は注目に値します。米国在住の日本人や日米間で貿易を行う企業にとって、円建て決済の利便性が飛躍的に向上するためです。市場規模は当初3年間で約100億ドルに達すると予測する専門家もいます。
シナリオ2:規制対応コストの増大 一方で、GENIUS法が求める資本要件や報告義務は、日本企業にとって新たなコスト負担となります。米国で事業を展開するには、最低でも1,000万ドルの資本金と、独立監査人による四半期ごとの準備金監査が必要になると見られています。
中小規模のフィンテック企業にとって、この参入障壁は極めて高いものになるでしょう。結果として、メガバンクや大手IT企業による市場寡占が進む可能性があります。
シナリオ3:日本の規制政策への波及効果 米国でステーブルコイン規制が確立されれば、日本政府も同様の規制枠組みを検討せざるを得なくなります。金融庁は既に「デジタルマネー類似表示」の規制強化を進めており、GENIUS法の条文が日本の法案作成の参考にされる可能性は高いでしょう。
5-2. 日本のユーザーが今すぐ知るべき5つの実用的アドバイス
- 米国発行ステーブルコインの信頼性向上を期待できる GENIUS法成立後は、Circle社のUSDCなど米国企業が発行するステーブルコインの透明性と信頼性が大幅に向上します。日本の暗号資産取引所で取り扱われるステーブルコインも、より安全に利用できるようになる可能性があります。
- CBDCに関する日本政府の動向を注視する 米国の反CBDC運動が日本にも影響を与える可能性があります。日本銀行の金融政策決定会合の議事録や、金融庁のパブリックコメントを定期的にチェックし、日本独自のデジタル円政策の方向性を把握しておくことが重要です。
- 規制の明確化を待ってから大規模投資を検討する 現在はまだGENIUS法が上院を通過していない状況です。法案の最終形態が確定し、実際に施行されるまでは、ステーブルコイン関連の大規模投資は慎重に判断すべきでしょう。最短でも2026年第2四半期までは様子見が賢明です。
- プライバシー保護の重要性を再認識する CBDC論争が浮き彫りにしたのは、金融プライバシーの重要性です。自分の金融データがどのように管理・利用されているかを定期的に確認し、必要に応じてプライバシー設定を強化することをお勧めします。
- 複数の決済手段を確保しておく 規制環境が不確実な状況では、特定の決済手段に依存しすぎないことが重要です。従来の銀行口座、クレジットカード、暗号資産ウォレットなど、複数の選択肢を維持しておくことでリスク分散が可能になります。
6. 専門家視点による多角的考察
技術的観点からの評価
ブロックチェーン技術の専門家は、GENIUS法がステーブルコインとCBDCを技術的に区別していない点を指摘しています。両者とも分散台帳技術を基盤とする可能性があり、技術的な実装だけでは明確な線引きが困難なのです。
しかし、重要なのは技術よりもガバナンスモデルです。誰が発行権限を持ち、誰が取引を監視し、誰がシステムを管理するのか——これらの要素こそが、民間ステーブルコインとCBDCを本質的に区別する基準となります。
ビジネス的観点からの評価
投資銀行のアナリストたちは、GENIUS法成立によってステーブルコイン市場が急速に拡大すると予測しています。ゴールドマン・サックスの2025年レポートによれば、規制の明確化により機関投資家の参入が加速し、市場規模は2028年までに5,000億ドルに達する可能性があるとのことです。
ただし、規制コンプライアンスの負担増加により、市場参加者の数は減少し、少数の大手プレイヤーによる寡占状態が形成される可能性も高いと分析されています。これは消費者にとって選択肢の減少を意味する一方で、システム全体の安定性は向上すると考えられます。
倫理的・社会的観点からの評価
市民の金融プライバシーを保護しながら、マネーロンダリングやテロ資金供与を防ぐという、一見矛盾する2つの目標をどう両立させるかが最大の課題です。
プライバシー擁護団体は、CBDC導入が「金融取引の完全監視社会」への第一歩になると警告しています。一方、法執行機関は、完全に匿名化された暗号資産が犯罪の温床になると懸念しています。GENIUS法は、この難しいバランスを取ろうとする試みと言えるでしょう。
7. よくある質問(FAQ)
Q1: GENIUS法が成立すると、日本の暗号資産取引所にどんな影響がありますか?
A: 日本の取引所で扱われる米国発行ステーブルコインの信頼性が向上し、より安全に取引できるようになります。ただし、米国規制に準拠するための上場審査が厳格化され、一部のステーブルコインは取り扱いが停止される可能性もあります。具体的には、透明性の低い準備金管理を行っている銘柄は淘汰されるでしょう。
Q2: 個人投資家として、今からステーブルコインに投資すべきでしょうか?
A: ステーブルコインは価格が安定しているため、投資というより決済・送金手段として利用するのが適切です。投資目的であれば、ビットコインやイーサリアムなど、値上がり益を期待できる暗号資産を検討すべきでしょう。ただし、GENIUS法成立後の規制環境が明確になるまでは、大規模な資金投入は避け、まずは少額から始めることをお勧めします。
Q3: CBDCが日本で導入されたら、現金は使えなくなるのですか?
A: いいえ、日本銀行は「デジタル円が導入されても現金を廃止する計画はない」と明言しています。CBDCは現金に取って代わるものではなく、現金と共存する新しい決済手段として位置づけられています。実際、欧州中央銀行も同様の方針を示しており、現金廃止は世界的にも現実的なシナリオではありません。少なくとも今後10年間は、現金が主要な決済手段であり続けるでしょう。
8. 今後の展望:短期・中期・長期予測
短期予測(6ヶ月以内:2026年6月まで)
GENIUS法は上院での審議が続きますが、共和党が上院でも多数派を占めているため、2026年第1四半期中の可決が有力視されています。ただし、グリーン議員のような保守強硬派の反対により、CBDC排除条項がさらに強化される修正が加えられる可能性があります。
反CBDC監視国家法については、2026年度の国防権限法への組み込みが再検討される見込みです。トランプ政権の誕生により、反CBDC派の政治的影響力が増しているため、何らかの形でCBDC制限措置が連邦法に盛り込まれる可能性は50%以上と予測されます。
中期予測(1-2年:2026-2027年)
GENIUS法施行後、米国内でステーブルコイン発行ライセンスを取得する企業が急増するでしょう。予想では、2027年末までに少なくとも50社が連邦レベルの認可を取得し、市場に参入すると見られています。
しかし、実際に市場シェアを獲得できるのは、既存の大手企業(Circle、Paxos、Geminiなど)と、JPモルガンやゴールドマン・サックスなどの大手金融機関に限られるでしょう。新規参入企業の90%以上は、資本要件とコンプライアンスコストの重圧により、市場から撤退せざるを得なくなると予測されます。
日本では、金融庁がGENIUS法を参考にした独自のステーブルコイン規制案を2027年までに策定する可能性が高いと見られています。
長期予測(3年以上:2028年以降)
2028年頃には、規制されたステーブルコインが国際送金と日常的な小口決済の主要手段として確立されるでしょう。国際送金コストは現在の10分の1以下に低下し、数秒で決済が完了する時代が到来します。
一方、CBDCについては、米国での導入は政治的に極めて困難な状況が続くと予想されます。欧州のデジタルユーロが2029年に導入された後、その運用実績を見て米国も再検討を始める可能性がありますが、本格導入は2035年以降になるでしょう。
日本のデジタル円については、2030年頃に小規模な試験運用が開始され、2035年頃に本格導入される可能性があります。ただし、これも米国と欧州の動向次第で大きく変わる可能性があります。
投資家が押さえるべき3つの重要ポイント
- 法的根拠の明確化:グリーン議員の「CBDC抜け穴」主張には法的根拠が欠けており、GENIUS法はステーブルコインとCBDCを明確に区別している。法律専門家の見解を信頼すべき。
- 規制環境の変化を継続監視:GENIUS法の上院通過、反CBDC法の動向、日本の金融庁の政策変更など、規制環境は急速に変化している。最新情報を定期的にチェックすることが投資判断の鍵となる。
- 分散投資とリスク管理:規制の不確実性が高い現状では、特定の暗号資産や決済手段に依存しすぎず、複数の選択肢を維持することが重要。少なくとも2026年半ばまでは慎重な姿勢を保つべき。

